設定方法

お勧め設定

(1) 普通に使う場合

128K,  可変ビットレート レベル3、ビット節約モード レベル3、音質優先、ジョイントステレオ

可変ビットレートは、プレイヤーによっては対応していない場合がありますので使用するプレイヤで再生できるか確認してからご使用ください。

(2) サイズを小さくしたいとき

112K, 可変ビットレート レベル1 または レベル3、ビット節約モード レベル4、音質優先、ジョイントステレオ

(3) 最高音質

320K,  可変ビットレート レベル4、速度優先 または 音質優先、ビット節約モード OFF, ジョイントステレオ

このような高ビットレートでは、速度優先の方が音質が良くなる場合が多いです。クラシック等の楽器の倍音成分が重要になるようなソースでは、速度優先のほうが再現性は高くなると思います。ただし、アタックを多く含むようなソースでは、音質優先で使用したほうが音はよくなります。

(3) 最高音質

☆ 心理聴覚モデルについて、

速度優先の場合のみ OFF でほかの場合には、ON  です。 可変ビットレートを指定する場合には、新聴覚モデルを ON にしたほうがファイルサイズは小さくなります。 ただし、時間マスキングはどちらの場合でも有効です。適応ブロック長切り替えは、音質優先でのみONです。(他のモードでは LONG ブロックになります。)

☆ ジョイントステレオについて

各フレーム毎に M/S ステレオ・ L/R ステレオを適切な方法に切り替えます。

☆ M/S ステレオとは、(Mid/Side Stereo)

2チャンネルの信号を 左側を 両チャネルの和、右側を両チャネルの差 で符号化します。 定位が中央よりの場合に最大 2倍の符号化効率となります。

☆ LR ステレオとは、

いわゆる普通のステレオです。 右・左の2チャンネル独立で符号化します。ビット数が足りない場合、定位が中央にある音がコーラスがかかったように聞こえます。